とよた産業フェスタ2016に3研究室が出展

 2016年9月24日,25日に「とよた産業フェススタ2016」が,豊田スタジアムにて開催されました.フェスタでは「特別企画近未来バーチャルゾーン」が設けられ,その一角に「中京大学工学部,人工知能高等研究所近未来ゾーン」と称するブースが設けられていました.このブースに,本学工学部,人工知能高等研究所に所属する3研究室,中研究室(中貴俊 講師),曽我部研究室(曽我部哲也 講師)および宮田研究室(宮田義郎 教授)が出展いたしました.

 中研究室のブースでは,人工知能研究の先端技術である深層学習を用いて似ている芸能人探索や,顔のタイプ(美男,かわいい,など)を見つけるシステムが展示され,自分に似た芸能人や,特徴付けを子供から大人まで楽しんでいました.

 曽我部研究室では,ディスプレイに表示されるバーチャル空間で自転車を漕ぐシステムが展示されていました.空間に表示される道路の凹凸に合わせて自転車が傾き,実際にその道路を走る感覚が再現されています.体験希望者が行列を作るほどでした.

 宮田研究室のブースでは,コンピュータ制御されたLEDと和紙を組み合わせイルミネーションが展示されていました.LEDは比較的まぶしい光ですが和紙を通して柔らかくされ,光のパターンが不思議に変化し,子供たちが興味深く体験しています.

 3研究室の先生方はこれまでにも,とよた産業フェスタに出展されていたとのことでした.豊田という地元で開催され,たくさんの方々がブースを訪れ,展示を通して院生や学生の経験になるので有意義な展示機会であったのではないかと思われます.