昨年の情報処理学会フェロー認証に続いて、輿水大和工学部教授・人工知能高等研究所長が電気学会フェロー称号

-『画像技術の現場実用化への学術・教育・技術振興の活動』が評価される!-

 工学部電気電子工学科の輿水大和教授が(一般社団法人)電気学会からフェローの称号を認定された。(3月10日電気学会理事会)これは、昨年2016年度の情報処理学会フェロー称号認定に続くものである。

 輿水教授は名古屋大学大学院工学研究科博士後期課程修了の工学博士。名大助手、名市工研を経て1986年より中京大学に勤務している。2004年情報科学部長、2006年情報理工学部長、2010年大学院情報科学研究科長を歴任し、現在は人工知能高等研究所長、梅村学園評議員。日本顔学会会長、画像センシング技術研究会会長、情報処理学会東海支部長などを務める。

 称号贈呈理由は、画像学術技術研究の優れた実績、多くの産学連携研究の創生、この分野の大学・高専研究者の排出、本学会における研究コミュニティ振興など、「画像技術の現場実用化への学術・教育・技術振興の活動」において高い先導性と実用性のある顕著な成果をあげたためである。また、情報科学技術フォーラムFIT2007(於中京大学豊田キャンパス)実行委員長として全国レベルの情報系学術催事を成功させ当該関連学会のプレゼンスを強くアピールし、2014年度電気・電子・情報関係東海支部連合大会(於中京大学名古屋キャンパス)実行委員長として東海地区の電気・情報系の学会活性化に大きく寄与する顕著な成果をあげたことが評価された。

 電気学会は、榎本武揚氏を初代会長として1888年(明治21年)に創設された、総会員数約25,000人の日本最大級の工学分野の歴史ある学会であり、電気・電子・情報通信とその関連分野技術の見識に優れ,責任ある立場で長年にわたり指導的役割を果たし,社会および本会の発展に顕著な貢献をなした会員にフェローの称号を授与している。2016年度は、東京大学や日立製作所の機関から全国から28名が認定され、この東海地区からは中京大学をはじめ2機関のみであった。
 写真1は贈られたフェロー認証証書(クリスタル刻印)と記念章(純銀製)、また写真2の花束は、輿水教授の推薦母体である『非整備環境現場に駆動されたパターン認識技術の応用協同研究委員会』(HISEIBI)から届けられた祝意である。

(以上)



写真1 電気学会フェロー認証証書と記念章

写真2 推薦母体から贈られた花束(HISEIBI共同研究委員会)